過去ログ - 万里花を愛でるニセコイSS「アンミン」
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12:名無しNIPPER
2015/07/08(水) 00:31:19.20 ID:34pzihRt0
――楽の身体が自分の背中に密着している。
お風呂で暖まった身体が、まるでそれ以上に熱を持っているかのようだった。

普段、少し抱きついたりからかったりするだけで照れてしまう楽が、こうして一つ布団の中で自分に身体を近づけその腕を差し出してくれている。
眠れなくて弱ってしまっている自分を心配する彼の優しさ。
きっと今頃、顔を真っ赤にしているに違いない。

私が照れていたら、きっと楽をもっと困らせてしまう。
せめて私が普段通りに振る舞わなければ。
万里花は一回深呼吸してから、くるりと身体を反転させた。

吐息を感じるほどに近くにある楽の顔は予想した通りやっぱり真っ赤で。
自分が身に着けている薄い布地から透ける肌を目にしまいと、不自然に目を泳がせている。
らっくんはやっぱり、可愛い人だ。

「楽様……」


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