過去ログ - やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 11.1巻
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THE 木材
◆ayxQFwvFS6
[sage]
2015/07/18(土) 02:45:16.57 ID:HWANO6zfo
『キキキキ キスされてる!!??」
優しく抱かれているはずの体は 金縛り状態で身動きひとつ取れず、
呼吸も止まってしまった。
でも 次の瞬間
唇に伝わる ゆきのんの体温と ほのかにローズが香るリップが心地良く
あたしの体は 次第に溶け出していった。
思考が止まっていく。
このぬくもりと この柔らかさと この香があれば
本物とか 嘘とか 依存だとか そんなことどうでいい様に感じられた。
そして
唇が唇から離れる瞬間 とても切ない気持ちになった。
顔が熱い。まともにゆきのんの顔が見れない。
恥ずかしくて 顔見られたくなくて ゆきのんのことギュって抱きしめた。
頬に当たるゆきのんの耳が あたしの顔より熱かった。
ゆきのんも 恥ずかしくてたまらないのだろうと思ったら
ちょっと笑えて来た。
どれくらそうしていただろう。
ゆきのんが 私の耳元で囁いた。
雪乃「由比ヶ浜さんは 私のこと選んでくれるかしら?」
結衣「・・・・分らない」
分らない。正直 そうとしか答えられなかった。
ただ
結衣「・・・・ただ・・・」
雪乃「ただ?」
結衣「もう一回キスしてくれたら 考える」
こうして あたしのラブコメにもならない青春は間違え続けていくのだろう。
END
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