過去ログ - 雪乃「いつか比企谷くんを好きになってくれる昆虫が現れるわ」
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3: ◆ExcbJR30iQ[saga]
2015/07/08(水) 21:31:52.50 ID:gSeVhRNy0
八幡(視界に入ってきたのは、頬を引っ叩いてくる桃色の蝶々と、その光景をじっと見つめているかのよう飛んでいる紫色の蝶々だった)

ピンクの蝶々「〜〜〜っ!」ペシペシッ

八幡「おいやめろ、痛い!痛いって!ほらしっしっ!」

ピンクの蝶々「……っ!」パタパタ

八幡「ふぅ、やっと離れやがった」

八幡「……で、なんだコイツら」

ピンクの蝶々「……」パタパタ

紫の蝶々「……」パタパタ

八幡(ジーッとコチラを見つめる様に、俺の目の前で羽ばたく蝶々。まるで俺に何かを伝えたいかのようにコチラを向く)

八幡「なにコイツら、ただの昆虫なのにすげぇ感情が豊かそう」

ピンクの蝶々「……」ヒラヒラ

紫の蝶々「……」ヒラヒラ

八幡(やがて俺の周囲をグルグルと周り始める。何がしたいんだこの蝶々たちは)

八幡「と、とりあえず、由比ヶ浜がに連絡するか…いまドコで何をやってるのか」ピッピッ

ピンクの蝶々「〜〜〜っ」ペシペシッ

八幡「ちょ、おい何だよ!いま連絡する所なんだから手の甲を叩くな!」

ppppp

八幡「ん?」

八幡(二つあるカバンのうち、片方のカバンから携帯の着信音が聞こえる…)

八幡「あいつ、カバンの中に携帯を入れっぱなしかよ…」

ピンク&紫の蝶々「……」ヒラヒラ

ピンク&紫の蝶々「……」ピタッ

八幡(ピンクの蝶々は由比ヶ浜のカバンの上に乗り、ピタリと動きを止める。脇にいた紫の蝶々も雪ノ下のカバンの上に乗る)

ピンク&紫の蝶々「……」ジーッ

八幡「……」

八幡(だからなぜこっちを向くんだコイツら)


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