過去ログ - 恭介「戦線名はリトルバスターズだ!」
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447: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:17:41.14 ID:bfThhaTiO
恭介(なら、甘んじて受けよう)

恭介(死ねないこの世界じゃなんの意味もないが、せめてそれくらいはな)

恭介(銃弾がスローモーションで近づいてくるように見える…。俺は、静かに目を閉じた)
以下略



448: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:18:26.65 ID:bfThhaTiO
恭介(朱鷺戸の撃った銃弾は俺の左肩を貫いた。おそらく狙ったのは心臓だったんだろう)

恭介(だがきっと、涙を堪えながら撃ったせいで狙いが反れたんだ)

恭介(馬鹿野郎、せっかくのチャンスになにしてるんだよ)
以下略



449: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:19:44.08 ID:bfThhaTiO
沙耶「…嘘、当たった…?もっと近い距離でも、最後の一回しか当たったことなかったのに、こんなにあっさり…」

恭介(朱鷺戸は信じられない、という表情で俺を見ている)

沙耶「…ちょ、ちょっと!なんで当たってるのよ!?あなたなら、今のだって当たるはずないでしょ!?」
以下略



450: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:21:14.18 ID:bfThhaTiO
沙耶「は?なにを…」

沙耶「…どういうことか説明してもらうわよ」

恭介(途中で考えをまとめ直したんだろう、顔つきがスパイのそれに変わっている)
以下略



451: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:21:55.65 ID:bfThhaTiO
沙耶「ええ、洗いざらい吐いてもらうわ。でもその前に」

恭介(銃を収めながら続ける)

沙耶「あなたの傷を手当するほうが先よ。ここが学校なら、保健室くらいあるんでしょ?」


452: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:22:51.33 ID:bfThhaTiO
恭介(保健室まで来ると、朱鷺戸が俺の傷の手当をしてくれた)

沙耶「銃弾が綺麗に抜けたのが幸いしたわね、それなら後遺症も残らないわ」

恭介「この世界では後遺症なんてものはない。どんな怪我や疲労も、一晩寝れば回復する」
以下略



453: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:24:00.44 ID:bfThhaTiO
沙耶「ごめんなさい。絶対に当たるわけないって思ってたから、正直勢いで撃っちゃったっていうか…」

恭介(朱鷺戸がそう言って、頭を下げた)

恭介「謝る必要は無い。それより話さないとな、俺の知る全てを」
以下略



454: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:24:51.51 ID:bfThhaTiO
朱鷺戸「死後の世界…」

恭介「俺の言葉など、信じられないかもしれないが…」

朱鷺戸「信じるわよ、あなたの言うことなんだから」
以下略



455: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:26:15.48 ID:bfThhaTiO
恭介「俺は何度も、ループ中にお前に立ちはだかった、お前を俺たちの世界から追い出した男だぞ?」

沙耶「あなたは何度もループに付き合ってくれた。あたしを、力づくで追い出すこともしなかった」

恭介(朱鷺戸はきっぱりとそう言い切り、更に続ける)
以下略



456: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:27:19.69 ID:bfThhaTiO
沙耶「自分でも数え切れないほどループしたのに、あたしの目的はあなたの目的と反していたのに」

沙耶「それでも…、あたしの気が済むまで、あたしの遊びに付き合ってくれた」

沙耶「あなたがそういう優しい人だってことを、あたしは知ってる」
以下略



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