過去ログ - 恭介「戦線名はリトルバスターズだ!」
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452: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:22:51.33 ID:bfThhaTiO
恭介(保健室まで来ると、朱鷺戸が俺の傷の手当をしてくれた)

沙耶「銃弾が綺麗に抜けたのが幸いしたわね、それなら後遺症も残らないわ」

恭介「この世界では後遺症なんてものはない。どんな怪我や疲労も、一晩寝れば回復する」
以下略



453: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:24:00.44 ID:bfThhaTiO
沙耶「ごめんなさい。絶対に当たるわけないって思ってたから、正直勢いで撃っちゃったっていうか…」

恭介(朱鷺戸がそう言って、頭を下げた)

恭介「謝る必要は無い。それより話さないとな、俺の知る全てを」
以下略



454: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:24:51.51 ID:bfThhaTiO
朱鷺戸「死後の世界…」

恭介「俺の言葉など、信じられないかもしれないが…」

朱鷺戸「信じるわよ、あなたの言うことなんだから」
以下略



455: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:26:15.48 ID:bfThhaTiO
恭介「俺は何度も、ループ中にお前に立ちはだかった、お前を俺たちの世界から追い出した男だぞ?」

沙耶「あなたは何度もループに付き合ってくれた。あたしを、力づくで追い出すこともしなかった」

恭介(朱鷺戸はきっぱりとそう言い切り、更に続ける)
以下略



456: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:27:19.69 ID:bfThhaTiO
沙耶「自分でも数え切れないほどループしたのに、あたしの目的はあなたの目的と反していたのに」

沙耶「それでも…、あたしの気が済むまで、あたしの遊びに付き合ってくれた」

沙耶「あなたがそういう優しい人だってことを、あたしは知ってる」
以下略



457: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:29:37.99 ID:bfThhaTiO
恭介(朱鷺戸は俺を憎んでいなかった…、恨むこともしていなかった…)

恭介「それでも、俺がお前を追い出したことに変わりはない」

沙耶「そうね。あと駄目押しはあれかな」
以下略



458: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:31:06.96 ID:bfThhaTiO
恭介「………ああ」

恭介(俺にとっては、せめてもの罪滅ぼしのつもりだった)

恭介(朱鷺戸の命もまた、俺たちのように突然奪われてしまったことを、俺は知ることが出来た)
以下略



459: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:31:49.11 ID:bfThhaTiO
恭介「………強いな、朱鷺戸は」

沙耶「あたし一人で強くなったんじゃないわ。あの世界のあらゆるものから、あたしは強さを貰ったのよ」

沙耶「…ま、まあ一番は当然!理樹くんなんだけどね!」
以下略



460: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:32:43.20 ID:bfThhaTiO
沙耶「い、いいじゃない!?別に!」

沙耶「考えてみたら、惚気ることの出来る相手なんてあたしは他に誰にも…」

恭介(朱鷺戸がなぜか途中で話を止める)
以下略



461: ◆u0K2X4aJDs9X[saga]
2015/07/14(火) 22:34:02.71 ID:bfThhaTiO
沙耶「…見てたの?あたしと理樹くんの…あれ」

恭介(………やばい)

沙耶「どうなの!見てたの!?その気になれば見れたはずよ!正直に答えなさいよ!!」
以下略



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