過去ログ - 兄「俺が死んだらどう思う?」妹「死なないじゃん」
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23:名無しNIPPER
2015/07/10(金) 13:17:27.14 ID:q68dzg4YO


「きっちり閉められた窓、そして厚手の遮光カーテン。仄暗い重圧な空気が漂う室内で、独り私は生きていた」

「先々代、また遠くの時代からそうやって我が一族は続いてきたのだ」

「だがな、私は思うのだ。それは間違いではないかと」

「いかに重要なものであったとしても、私は素直に受け取ることは出来無い…例えそう…その言葉が大切な家族…」


女「私のお父様の言葉であったとしても…どうにも納得など出来ないのだ…」

兄「コーヒーお代わりで」

店員「ありがとうごいますー」

女「コラーッ! ちょ、こらぉ!? けっこう大切な話してたぞ私!?」

兄「ずず…」

兄「ふぅ。まぁ色々とあるんだなーてな感じで聞いてたよ、途中から嫌な気がして聞き流してたけど」

女「なぜだー!?」

兄「いやだって、俺に手伝えって言いそうだったから」

女「うぇ…やってくれんのか…?」

兄「太陽を見ることを? うん、見るなって言われてるんだったら見ないほうがいい。無理しないでさっさと家に帰ろうじゃないか」

女「むぐぐっ! それでもオマエは家来なのかっ!?」

兄「さっきからその家来ってなんなのさ…」

女「そりゃーもちろん! 我が高貴なる血族! 【ヴァンパイア】に仕える身のことだ! それがオマエだ!」


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