過去ログ - 雪ノ下「いつものように比企谷くんを罵倒していたら泣きだしてしまった」
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5:名無しNIPPER[saga]
2015/07/10(金) 00:23:10.06 ID:nEefnmZe0
八幡(そう言って雪ノ下は読書へと戻り、部室にはページを繰る二人分の音だけが響く)


八幡(が、どうにも目が滑る。読書に身が入らない。頭の中が紙みたいに薄っぺらくなって、文章が入ったそばから流れ落ちてしまう)


八幡(それは決して、今読んでいるこの小説の文章が下手だからではなく、俺自身の調子の問題だった)


八幡「……」パタン


雪ノ下「……」ピクッ


八幡「……」ボーッ


雪ノ下「……比企谷くん? どうかしたの、砂浜に打ち上げられた鰈みたいな顔をして」


八幡「……別になんでもねえよ。あと俺はカレイでもない。例えるんならせめて似つつもより高級なヒラメにしてくれ」


雪ノ下「あら、あなたにはカレイの称号ですら身の丈に余ると思ったほどなのだけれど。私の気づかいを無下にしてしまうなんてとんだ失礼ね」


八幡「ああ、そう」


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