120:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/12(日) 23:59:25.44 ID:PVCiXxqLo
「後にしろ!
それより、あいつだよ、何なんだ!?」
さらに杏子は被せるように、私たちの声をかき消した。
私はのろのろと、その声に引かれて、そちらを見る。
目が合った。
どこから出ているのだかもう分からない、無数の目と。
美樹さやかの魂の鋳型に流し込まれた、魔獣の群れ。
そいつらに感情などないだろう。
あるわけもない。
そのはず、なのに。
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