122:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/13(月) 00:01:12.16 ID:mAIq3Puio
避けられない、と思った。
視界に映るそれらすべてが光を集めて、空間を突き破る音が聞こえた。
でも、避けようなんて、もう頭に無かった。
瞬時に沸騰した頭に、そんな悠長な選択肢は無かった。
なんだろう。
ほんの少しだけ残った冷静な私が、外から、激昂する私を見ていた。
目の前のそれが。
どうしても、許せなかったんだ。
この世界に魔女はいないのに。
この世界に、その死を弄ばれる魔法少女は、いないはずなのに。
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