128:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/13(月) 00:08:10.76 ID:mAIq3Puio
「……お前、後で一発殴らせろな」
やたらとドスの利いた佐倉杏子の声も聞こえた。
いつの間にか私の右を並走している彼女に、心の中で謝っておいた。
少し遅れて振り降ろされた鎧のもう片腕は、床から生えた槍に突き刺さって止まった。
佐倉杏子はその腕を駆け昇っていって、私の側方から消える。
そして、私はそれの目前に迫る。
もう一度と言わんばかりに、魔獣どもが光を放つけれど。
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