173:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/13(月) 23:00:20.63 ID:mAIq3Puio
「……バカ野郎」
そんな声が、近くから聞こえた。
佐倉杏子が、声を押し殺して涙を堪えていた。
その横では、巴マミがひどい泣き顔になっていた。
たくさんの涙に包まれて。
美樹さやかの眠る棺桶は、閉じられて。
火葬場に向かう車へと、積み込まれた。
タクシーにご両親が乗り込んで、出発して。
それを見送る人はもう、みんな、泣いていた。
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