51:名無しNIPPER
2015/07/11(土) 23:46:05.56 ID:KutC8v+7o
「……以上よ。それが昨日のこと」
私は一部始終を語り終えて、一息ついた。
目の前には顔を青くした巴マミと、半信半疑の体を隠さない佐倉杏子。
無理もないか。
二者二様の反応を前にして、私はそう一人ごちた。
「ちょっと頭を整理してくるわ」と、巴マミがふらふらの様子で立ち上がった。
佐倉杏子は呆れたような眼でそれを見送っていた。
アイツ実は怖がりなんだよな、と静かにぼやいていた。
ばた、と音を立てて佐倉杏子は寝転がった。
私はそれを横目で見ながら、一日前のその出来事をもう一度、思い出す。
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