66:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/12(日) 00:00:44.60 ID:PVCiXxqLo
私と佐倉杏子は、歩きながら、ぽつぽつと言葉を交わしていた。
あまり声を張る必要はない。
時間のこともあって、不気味なくらいに静かだった。
「何時くらいに連れてかれたの?」
「昼前。たぶん」
その時の自分の行動を思い返してみても、そう時間が経っていた記憶はない。
せいぜい正午というところだろう。
「平日だよね。サボリかよ、優等生」
「そんなんじゃないわ」
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