過去ログ - つぐみ「二人のニセコイ」
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255: ◆LeBgafvn/6[saga]
2015/08/03(月) 22:05:13.82 ID:9Zy4974d0

〜 鶫誠士郎 セーフハウス前 〜



つぐみ「……」


     ―― つぐみ「……今からでも、橘万里花を愛してやると言うのなら、追いかけてやれ」


     ―― つぐみ「そうでないならば、せめて」


     ―― つぐみ「忘れてやれ」


     ―― つぐみ「……それが、手をとらぬ者が与えていい、唯一の優しさだと、私は思う」



つぐみ(……我ながら、ご立派な説教だったな)


つぐみ(追って行って欲しいとも、忘れて欲しいなどとも、欠片も考えていないクセに……)


カサッ


つぐみ「!」


ポーラ「こんばんわ」


ポーラ「面白そうなこと、始めたみたいじゃないの」ニヤニヤ


つぐみ「……盗み聞きとは、趣味が宜しくないな」


ポーラ「あら、アンタたち二人っきりの気配を察して、入室を控えるくらいには良識派のつもりなんだけど」


つぐみ「……それは、どうも」


ポーラ「……それより、どうだったのよ」


つぐみ「一緒のベッドで寝ていたところだ、と言ったら、信じてくれるか?」


ポーラ「……つまーんなーい」ブゥ




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