387: ◆LeBgafvn/6[saga]
2015/10/12(月) 00:01:11.64 ID:SJdQJekm0
つぐみ「……それは無理な話だ、小野寺小咲」
つぐみ「私は貴様と、戦わなくてはならない」
つぐみ「私は貴様や一条楽、千棘達と過ごす、当たり前で、それでいて尊い日常の中で」
つぐみ「貴様と正々堂々戦って、完膚なきまでに叩き潰して」
つぐみ「一条楽の心に巣食う貴様を粉々に粉砕して、貴様から一条楽を奪い取らなくてはならない」
つぐみ「……わからんだろうが、小野寺小咲」
―― 「人同士の関係性というものは、約束事や結論だけを元に出来上がるのではないと、改めて気づかされたよ」
―― 「その合間にある、お嬢や小野寺様、そしてお前達と過ごす、日常の尊さのようなものを」
―― 「全く理解しないまま、その秘密だけ暴き出そうと言うのは、少しばかり破廉恥だった」
つぐみ「私の求める”日常”の中には、貴様もまた、必要な存在なんだ」
つぐみ「だから、貴様を舞台から降ろすわけにはいかない」
つぐみ「小野寺小咲」
つぐみ「戻って来い」
つぐみ「そして、無様に私に敗北しろ」
つぐみ「その為に、私は貴様を連れ戻す」
つぐみ「どんな手段を使っても……!!」
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