過去ログ - 真姫「好きなの、あなたのことが」 にこ「私もよ」
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3: ◆K8ydJUxqaI[saga]
2015/07/10(金) 23:15:05.43 ID:sxoYSZ0N0


「もぉ〜、探したんだからね」

「どうして、にこちゃんがここにいるのよ?」


咄嗟に出た言葉がこれなんて、私ってどうしていつもこうなのかしら。


「なに言ってんのよ、今日は一緒に帰る約束だったでしょ」


あっ、にこちゃんのことを考えるあまり、帰る約束を忘れてしまうなんて、つくづく自分が嫌になるわ。


「この大銀河宇宙No.1アイドル矢澤にこちゃんを待たせるなんて、真姫ちゃんくらいよ」

「これはジュース奢りにこね!」


真っ直ぐに向けられた彼女の視線に私はそっぽを向くしかなかった。

そんな笑顔卑怯じゃない、自分が小悪魔ってことに気づいてないのかしら。


「ん? どうかしたの?」

「何でもないわよ!」

私はそう言って音楽室を後にした。


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