37: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/16(木) 15:06:07.51 ID:UcoIyJKGo
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小さなお仕事と、レッスンの日々。
少しずつ私も変われているような気がしてきました。
プロデューサーとの距離も、以前よりは縮めることができたと思います。
「雪歩、今週末オーディション入ったから」
そんな私の心の内を知ってか知らずか、プロデューサーが仕事を取ってきてくれました。
普段よりも大きな仕事、失敗しないようにしないと。
「頑張りますぅ」
「よし、まずは肩の力を抜け」
プロデューサーが、ちょっと意地悪い笑顔を浮かべています。
そんなに分かりやすく緊張していたんでしょうか。
「今の雪歩の100%が出せれば合格も夢じゃないけど、それよりも今、雪歩がどれだけできるのかを見せてくれればそれでいい」
「うぅ、それはそれでプレッシャーですぅ」
「まぁ、楽に行こう」
そういうプロデューサーの表情は本当に気楽そのもので。
合格を信じてくれているからなのか、期待していないからなのか、どちらか判然としませんでした。
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