過去ログ - 【安価】あなたはスクールアイドルになってもいいし、ならなくてもいい
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230:歌唱力10→15 ◆S2utS0Cc0mS/
2015/07/27(月) 22:13:34.83 ID:1gfonbEio
────番外編 あなたの授業風景────

 あ、また落書きしてる。
 板書の写しを終えて、不意に目に入った後姿。右手が忙しなく不規則に動いていて、ノートを取っているようには見えない。
 つい最近、新しくアイドル研究部に入部した子。クラスで一番背の小さい――胸は一、二を争うほど大きい――女の子。
 もうちょっと真面目に受ければ、成績も上がるんじゃないかな。などと花陽は思う。
 座席の位置関係上、花陽は授業中の彼女の姿がよく見える。真面目にノートを取っている姿は、あんまり見かけない。
 ぼんやりとしているか、居眠りをしているか、今のように落書きをするか。花陽が知る限り、そんな感じのことしかしていない。
 ちなみに落書きは結構上手。アニメのキャラクターが描かれているときもあれば、幾何学模様が描かれていることもある。
 今日は何を描いたのだろう? 後で見せてもらおうかな。
 などと、花陽が思っていると彼女は先生から軽く注意を受けていた。珍しく、見つかってしまったらしい。


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