35:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/07/23(木) 13:10:32.66 ID:6cCqCV18o
そんな関係を続けていながらも、日々は過ぎてゆく
誰にも気づかせまいという思いは互いに意識していたから
彼女の振る舞いも俺の接し方も、表向きは相反していたように思う
俺は立場上、彼女を特別扱いすることは出来なかったし、彼女も俺には無駄に接しないようにはしていた
流れで直属の部下となってからも、それは変わらなかった
ただ、ふたりのときにだけ見せる顔は以前よりずっと変わっていたと、思う
リヴァイ「ペトラ、今日はきつく言ってすまなかった」
ペトラ「いいんです。今はこうやって甘えさせてくれるのわかってるから、だから謝ったりしなくていいんですよ?」
ソファに座り、隣に座る彼女は俺にもたれ掛かって身体を預けていた
リヴァイ「今のは特別扱いしたわけじゃない。多分そのときは余計な気持ちが混ざってたと思う」
ペトラ「、、、?やきもち、ですか?」
リヴァイ「嫉妬、か。そういうものかもしれない。お前といるようになってから、知らない感情ばかりを憶えるようになったな」
ペトラ「本当なら、嬉しいです」
リヴァイ「そうなのか?男の嫉妬なんて見苦しいものなんじゃないのか?」
ペトラ「兵長なら、いいんです。特別ですよ?」
リヴァイ「それなら正直に言うぞ、あまり他の男と仲良さげにはし過ぎるな」
ペトラ「ふふ、やっぱりそれで怒ってたんですね、、、でも、こんなことするのはあなただけですから、ね」
リヴァイ「当たり前だ、、ん」
そう言って、また彼女からのキス
いつも俺からする前に、彼女は悪戯好きな小悪魔のようにその小さな舌と柔らかな唇で、俺の唇を舐めたり喰んだりする
ありふれた言葉、慣れたその行為も
かつての時間を取り戻すかのように、彼女の性欲は日増しに奔放になっていくように感じた
その誘惑だけが俺を満たし
満たされる対象は俺じゃなきゃ許せなかった
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