6:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/07/14(火) 11:28:35.16 ID:Wnc1C2cPo
ペトラ「知ってます。、、リヴァイ兵士長」
リヴァイ「そうか。お前は訓練兵、だよな」
ペトラ「はい」
リヴァイ「今は、そういう肩書は気にしなくていい。が、、お前を襲った奴らの名前は聞いておいてもいいか?」
ペトラ「え、、それはどうして、」
リヴァイ「どんな理由があったにせよ、こんなことを許していいとは思わん。アイツらがたとえ有能な兵士になれるとしてもだ」
ペトラ「理由は、たいしたことではなかったんです。誘われて、断ったらああなっただけで」
リヴァイ「それなら尚更だ。お前はなにも悪くない」
ペトラ「彼らは、どうなりますか?」
リヴァイ「お前の目の前からは去ってもらう。気休めぐらいにしかならんと思うが」
ペトラ「、、、」
彼女、、ペトラはカップを手にしたまま俯いて、なにか考えているようだった
虚ろな瞳の中に迷いが読み取れた
リヴァイ「とりあえず紅茶、飲め。少しはマシになるだろう」
ペトラ「はい、ありがとうございます」
カップに口を付け、少しずつ紅茶を啜る姿はまだ幼い少女のようで、彼女の迷いの中身が見えた気がした
簡単なことだ。ペトラのほうがここを離れるということ。故郷や親元があればそう考えるほうが自然だろう。ここにいれば結局酷い記憶からは逃れられないのではないか?
リヴァイ「ペトラ、お前はどうしたい?」
彼女に別の意志があるなら、それを尊重すべきだと思った
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