過去ログ - 【安価】提督「変わってしまった彼女達」【ヤンデレ注意】
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◆00ZRE1DaEk
2015/11/07(土) 01:28:03.93 ID:YS/nAmBw0
「提督……何してたの?」
夜も更けた頃、提督が執務室の扉を開けると暗闇から声がした。
慌てて照明を着けると、白く透き通るような髪が見えた。
「……雲龍か。先に寝ても良いと言ったはずだが」
緊張をとき溜め息をはく。
「待っていただけです。どうして怯えてたんですか?」
「皆寝てると思っていたところに声をかけられたんだ。誰でもビックリするさ」
落ち着きを取り戻した提督は、雲龍の横を通りすぎ机の上に鞄を置いた。
「……疚しいものがあったのでは?」
「……なに?」
振り返ると、睨んでいる不機嫌そうな彼女と目があった。
「大将殿に呼ばれただけだって。そう言っただろ?」
事実、酒の会に顔を出した程度で何もなかった。
「……嘘つき。女性と喋っていたでしょ?」
「いや……そんなことは」
会合に出ていたのは皆同僚の男のみで、まっすぐ帰ってきたため女性にも会っていない。
「提督には私がいるんですから、そういうことも気にしてくださいね」
「話してもダメなのか?……些か厳しくはないか?」
「それぐらい当然です。本来なら提督にも罰を与えたいところです。私はそろそろ寝ますが、今後は注意してください」
釈然としなかったが、雲龍は言うだけ言って出ていったこともあり、特に気に止めることなく提督は布団に入った。
居酒屋の女将が何者かに殺されたということを知ったのは、その翌日だった。
【罪】
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