過去ログ - 【安価】提督「変わってしまった彼女達」【ヤンデレ注意】
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◆00ZRE1DaEk
2015/12/24(木) 16:59:21.94 ID:+LIC8aNeO
「司令」
無気力にもとれるトーンで呟かれた声。
だが、提督とその隣を歩く夕立の足を止めるには十分だった。
「あたい、ケーキも作って待ってたんだけど……二人でどこ行ってたのさ」
鎮守府の門の前。朝霜はそこで立っていた。
「いや……」
「……どこ?」
中々口を開かない提督に再度尋ねる朝霜。
いきすぎた怒りは狂気となって、彼女の目に宿る。
「提督さんは夕立と遊びに行ってたの!」
だが夕立は動じず、むしろ進み出て目を尖らせる。
それがいけなかった。
「デートっぽい!」
「……なんだと?」
「デ・エ・ト!わかった?」
「っ!!……このわんころが!」
真っ白な雪に足跡を乱雑に着けながら朝霜が夕立目掛けて走る。
「きゃっ!」
「司令を誑かしたんだろ!?なぁ!」
右手には後ろ手に隠していた包丁。
とっさのことで動けなくなっていた夕立の口に見事に刺さった。
「夕立!!」
「ぐぇ……」
「このっ!この!」
それを素早く引き抜き、再び刺す。それを繰り返しているうちに、夕立の体は雪の中に落ちた。
「ゆ……夕立……」
腰の抜けた提督はその場で真っ赤に染まった夕立を呼ぶことしかできない。
「…………司令。今日はイブで、明日が本番らしいな」
一旦落ち着いたのか、清々しい顔の朝霜がこちらを向いてニヤリと笑う。
「明日は朝霜と本当のデートしてくれよな。約束だぜ?」
【前夜祭】
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