過去ログ - 【安価】提督「変わってしまった彼女達」【ヤンデレ注意】
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◆00ZRE1DaEk
2015/08/01(土) 00:01:40.69 ID:1fz/1F990
「やったわ!」
嬉々とした叫びをあげながら、ビスマルクは突然執務室に入ってくる。
「ビスマルク……ノックを――」
呆れ顔で注意を促そうとした提督の目に写ったのは、いつもの彼女ではなかった。
「あなたの言ってた金剛型、私の方が強かったわ!」
自慢げに胸を張る彼女の頬を水滴が滑る。それは赤い軌跡を作り、ポタリと床に落ちた。
「……あっ、これは私のじゃないわよ!?私があいつら相手に血を流すわけないじゃない!」
慌てて頬をぬぐった彼女の左手は、滴るほどの血で真っ赤に染まっていた。
「お前…………」
「これで、堂々と私をあなたの秘書に任命しても良いってことよ?」
期待に満ちた目が放つプレッシャー。
ここで首を横に振れば……。その先を想像して、提督の背中に冷たい何かが走った。
「……何てことを」
「…………何?あなたが言ったのよ?『金剛型の方がいい』って。つまり、あいつらがいなくなれば私の出番よね?」
そんなつもりで言ったわけではない。
そう叫ぼうとしたが、急激に渇いた口は開かない。
「言ったわよね?嘘じゃないでしょう?」
「…………駄目だ」
「……なにいってるの?」
聞いたこともない声に提督は耳を疑った。
「あなたが教えてくれたのよ?あいつらが邪魔だって……あれは嘘だったの!?」
先程までの自信に満ちた目は、今や絶望と怒りの色に染まっていた。
「そんなわけ無いでしょ!?………………あっ」
うって変わったような軽いトーンに提督の体は強ばる。
「確か……長門?あいつもいたわね……」
「!…ま……待て!」
その声は、意気揚々と出ていった彼女の耳には届かなかった。
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