過去ログ - 【安価】提督「変わってしまった彼女達」【ヤンデレ注意】
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◆00ZRE1DaEk
[saga]
2016/06/13(月) 00:30:55.19 ID:pI0DrsJAO
「おはよー間み…あれ?」
いつものようにカウンターに身をのりだして間宮と軽く談笑しようとしていた提督だが、目当ての間宮がいないことに気がついた。
「んー?…おーい」
「どうしました?」
「うわっ!」
遠くに目をやり探していると、突然目の前に伊良湖が現れた。
思わず提督は数歩後ろへ飛び退いた。
「伊良湖!?どこから!?」
「え、えっと……?」
口をパクパクさせながら単語だけを並べる提督に、伊良湖は苦笑いで首を傾げる。
「今、突然目の前に来たから……」
「…あ、なるほど……ちょうどシンクの下の棚を弄ってたんです」
全てが繋がった伊良湖は、ニッコリと愛嬌溢れる笑みで下を指差した。
提督からは見えないが、その先には空きスペースがあるらしい。
「そ、そうか……ところで間宮は?」
「いません」
落ち着いた提督が改めて尋ねると、予想外の言葉が即答で返ってきた。
「え?」
「実はいなくて……今朝は私が、一人で全て!作ったんです」
「そ、そうか…」
一人で全て、の部分を強調する伊良湖が可愛らしく、提督もつられて口が緩む。
「間宮さんはいませんけど、私一人で大丈夫です。ですから、間宮さんの代わりに話を聞きましょう」
「そうだな……」
間宮と話すのが日課の彼だったが、今日は伊良湖と話すことにした。
だが話すと言っても大したことでは無かった提督は、必死に話のネタを探し始める。
そしてシンクに…厳密に言えば見えないシンクの下に目が止まった。
「そうだなぁ……ひとつ聞いてもいいか?」
「えぇ。なんでしょう?」
「その棚の中には何が――」
「糠漬けですよ。この暑さですと数日で臭いがキツくなるかもしれませんけど……」
「そうか…食べてみたいなぁ」
「えぇ。自信作ですので是非お食べになってくださいね!」
事実、数日後に艦娘たちから苦情が入るほどの悪臭が確認されるのだが、それはまた別のお話である。
【糠床】
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