過去ログ - モバP「Y.Oちゃん談義」相葉夕美「岡崎泰葉ちゃんだよね?」
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1:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:01:34.59 ID:dhKtSn230
――2015年2月13日――

――事務所――

モバP(以下「P」)「夕美いいいいいいいいいいいいいいい――――――!!!」ムギュッ

相葉夕美「ひゃああああああああああっ!!??」

<ごちーん!

夕美「いっ、いっ、いきなりなんてびっくりするよっPさん!」

P「ぶたれた……夕美にぶたれた……」

夕美「ぶつよ! いきなり抱きつかれたらっ、そのっ、心の準備がっ――じゃなくて! わ、私がPさんをぶつなんて初めてじゃないんだから泣かないでよっ!」

P「……」ジッ

夕美「な、なにかなっ?」

P「……ご褒美です!」

<ごちーん!


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2:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:03:36.82 ID:dhKtSn230
――注意事項?――

モバマスSSです。
モバマス原作のセリフを引用する際は、三点リーダー「…」を「……」に変え、疑問符や感嘆符の後にはスペースを入れ、ユーザーネームが入るセリフを「P」に差し替えてさせてもらってます。

以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:05:48.67 ID:dhKtSn230
P「うお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛……」

夕美「あ、ああっ、ごめんねPさんついっ! でも私も植木鉢を振りかぶりたくはないからそろそろ冗談はやめてほしいかな!?」

P「お゛お゛お゛お゛お゛…………おし」ムクッ
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:07:34.59 ID:dhKtSn230
P「なぬ!?」

夕美「うんっ、私が教えた♪」

P「なんてことしてくれるん!? なんてことをしてくれるん!? 泰葉にバレたら、おまっ、そりゃお前! お前なぁ!」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:09:43.75 ID:dhKtSn230
夕美「でもどうせ、Pさんはご褒美ですって言うんだよね?」

P「もちろんですとも! ……待て、待て、植木鉢は駄目だって夕美が今言ったばっかりだ!」

夕美「ふーっ、ふーっ……や、やだなぁPさん、冗談だよ?」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:11:43.97 ID:dhKtSn230
P「……」

夕美「……」ニコッ

P「……11回」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:13:49.55 ID:dhKtSn230
――夕美特製のハーブティーとカップケーキで心を落ち着かせました――

夕美「あっ、そういえば聞き忘れてたね」

P「ん?」
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 17:16:25.23 ID:dhKtSn230
P「やすはが、やすはのめにひかりがなかったんだ、まるでへどろをみるようなめだったんだ」

夕美「ひゃっ!? Pさんこそ目に光がないよ!? あー、えっと、よ、よしよーし、よしよーし」

P「…………あぁ^〜」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:18:39.77 ID:dhKtSn230
夕美「……す、すごいポジティブ思考だね」

P「まあ聞いてくれ夕美。そうなんだ。その泰h――本人のプライバシーに考慮して、ここではY.Oちゃん以下Yとさせてもらうが」

夕美「泰葉ちゃんだよね?」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:20:37.01 ID:dhKtSn230
P「げばぶっ!」

夕美「お、お、女の子になんてお話をするのかなぁっ!?」

P「あ、悪い、つい」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:22:18.93 ID:dhKtSn230
P「ともかくだ。Y……いいやメンドクセ。泰葉と言えば今や国民的アイドル、泰葉と言えばお茶の間のアイドルだ」

夕美「……言っても無駄だって分かってるけどぉ…………。泰葉ちゃん? うん、今年の始めにかくし芸をやってから、いろんなところで見るようになったよね。教育番組に出ていた時には私びっくりしちゃったよ」

P「ああ。収録を見た俺は危うくイk――じゃねえな、浄化されそうになった。ドス黒い何かがこう、口から、こう」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:24:56.26 ID:dhKtSn230
P「神様仏様夕美様、この哀れな男にチョコをください」

夕美「Pさん相手にロマンとか考えるだけ無駄なのかなぁ!? ……もー。いいよ。準備はしてるし、今のお話が終わったら渡してあげるから、続けて?」

P「おし。泰葉と言えばバレンタイン、バレンタインと言えば泰葉。当然、14日が空いている訳がない。今年もチョコの手渡し会だ。だが俺は確信していたんだ。今年も泰葉は俺にチョコをくれるって!」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:27:56.67 ID:dhKtSn230
P「2月10日にな。その日にしかまとまった時間は取れなかったんだ。いや不満はない。もらえると確信していてもやっぱり恐いからな」

夕美「うんうんっ」

P「泰葉がわざわざ待ち合わせまでしてくれてさ。スキップしつつ手の先を震わせて行ったら、泰葉、こう言って迎えてくれたんだ」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:29:33.55 ID:dhKtSn230
夕美「……あ、もしかして事務所に警察の人から電話がかかってきた時って」

P「……あの時は助かりました。お礼を言っても言い切れません」

夕美「う、うん。バレンタイン直前なのに女の子の私がゴデ◯バを買ってもらうっていうよく分かんないことがあったよね」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:31:57.38 ID:dhKtSn230
夕美「うーん、聞いてる限りだと何もおかしくないと思うけど。あっ、もしかしていざこざがあってチョコが割れちゃったとか?」

P「いや。チョコは見事なハートマークだった。浄化されかけた」

夕美「Pさんそのうち雲の上に行きそうだよね……」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:33:21.76 ID:dhKtSn230
夕美「……え? スタッフさんに配る分も?」

P「すげぇよな。自慢のアイドルだ」

夕美「でも、そうなるとホントに分からないなぁ……。ぎぶあっぷ! 答え、教えて」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:35:41.25 ID:dhKtSn230
P「去年のバレンタイン――そうだ、あの時は夕美もいただろ。去年のバレンタインを思い出してくれ。バレンタインイベントの帰り道、ああ、夕美も見ていた筈だ。やけに緊張した素振りで泰葉は俺にチョコを渡してくれた」

夕美「うんっ、見てたね。見てる私までドキドキしちゃいそうだったよ♪」

P「あの時、泰葉はこう言ったんだ」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:37:12.16 ID:dhKtSn230
P「ばっかお前、アイドルの大切な言葉はぜんぶ覚えてるに決まってんだろ。ましてあんな真剣な顔で言われた言葉だぞ? あの世にまで持っていくぞ俺は」

夕美「そっか……」

夕美(はちゃめちゃなPさんがアイドルから好かれるのって、こういうところにあるんだろうなぁ……)
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:39:39.19 ID:dhKtSn230
P「感謝の気持ちだって言うんだ。チョコが感謝の気持ちだって。……それって俺の扱いがファンへのそれとぜんぜん変わらねえってことだよな!?」

夕美「……………………………………は?」

P「俺は考えたんだ。あの時は人通りの多い場所だった。いくら泰葉でも人前で特別だってぶっちゃけるのは難しい。そうだ、きっと泰葉はもう1つ、特別なチョコを用意してくれてるんだと。だから俺、昨日に泰葉を呼び出して言ったんだ。なあチョコまだ持ってんだろ? ホントはサプライズがあったりするんだろ? なぁ!? 自覚はしてる。たぶん涙をじょばじょば流してた。そうしたら泰葉の目からみるみる温度がなくなったんだ。そしてこう言ったんだ――」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:41:38.84 ID:dhKtSn230
P「ごえるっ!」

夕美「あ……っっっっっっっっっっったりまえだよ! 何してんのPさん!? ひどいよ! さすがにそれひどすぎないかなぁ!? ねえもう1発くらいげんこつしていいかな? いいよね!? だって花を枯らされた時だってこんなにぶちってならなかったもん私っ!」

P「やめて、その攻撃は俺に効く」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/07/15(水) 17:44:21.12 ID:dhKtSn230
夕美「はーっ、はーっ、さ、さすがに今日というk今日は見損なったよPさん! せっかく泰葉ちゃんが勇気を振り絞ってチョコを渡してくれたのに! 何その、なんていうのかなっ、わがまま!」

P「だ……だってなぁ! 泰葉だぞ? あの泰葉がだぞ!? 出会ったばっかの頃なんて、

『今更私がPプロデューサーに教えて貰うことなんて……?』
以下略



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