過去ログ - 「僕は友達が少ない」【ラノベ部SS】
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/16(木) 00:07:56.46 ID:wttvynXo0

綾「その作品は決して許せませんわ!!」

龍之介「うわっ、な、なんだよ突然!?」

美咲「ちょ、ちょっと綾?いったいどうしたの?」

綾「『僕は友達が少ない』は許せないと言っているのです!!」

龍之介「はぁ……?」

綾「その作品に楠幸村という人物がいるでしょう」

龍之介「ああ、いるな。……まさか」

綾「はい、幸村くんは幸村さんだったということが、わたくしどうしても許せないのです!!」

綾「『小鷹×幸村は王道的なカップリングであるものの、その完成された形に震えるぞハート燃え尽きるほどヒート!!……逆に幸村×小鷹というのも、普段弱気な幸村くんが、その場では強気に立ち回るというのがまた……ユニバァァス!!』と思っていたというのに!!」

美咲「あー……つまり、綾は男子キャラと思ったのが実は女の子で、それに怒ってるってことで、アンダスタン?」

綾「ええ。作者の筆一つで性別を入れ換えられる……難儀ですわ……」

龍之介「いや、あれは伏線もあったし予測も出来ただろ……」

潤「せめて『バカテス』のように第三の性別幸村なら良かったね?」

綾「いえ。性別が男でない時点で萎えるだけですわ」

美咲「相変わらずぶっ飛んでるわね綾は……」

潤「でもさ、話の展開次第でキャラ設定の根本が変わるのはよくある話じゃない?」

龍之介「ああ。それに、幸村ってキャラは作者にとっては始めから女キャラとして書かれていたのかもしれない。それは作者のみぞ知る、だ」

美咲「物語を書いてるのも、その世界を造ってるのも、作者さんだからね」

龍之介「問題なのは、そういった展開も含め、読んでる俺たちがその世界を楽しめるかどうかってことだな」

潤「そうそう。その作品もキャラも展開も、ぼくたち読者が否定してあまつさえ潰そうと思っちゃダメだよね。作者が書きたいものを書ける方が、ぼくは素晴らしいと思うよ」

綾「はぁ、そうですわね……。でも大丈夫ですわ、まだ天馬×小鷹が残っていますし」

美咲「まさかそういう風に読まれてるとは作者さんも思わなかっただろうけどね……」


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