14:名無しNIPPER[saga]
2015/07/16(木) 15:45:15.98 ID:d3Zd/SN00
05
遠くからタッタッタッと小走りする音が聞こえた。その音に顔を上げると、そこにはお兄ちゃんが居た。
グリP「遅くなってすまん。言い訳はしない。だから――」
そんなことはどうでもよかった。桃子はお兄ちゃんに体当たりした。お兄ちゃんのお腹に、顔を、うずめた。
グリP「桃子……?」
桃子「……お兄ちゃんの、バカ」
桃子はお兄ちゃんの胸を叩いた。お兄ちゃんのお腹に顔をうずめたまま、何度も、何度も、何度も叩いた。
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