72:名無しNIPPER[saga]
2015/07/16(木) 17:27:32.81 ID:d3Zd/SN00
モバP「圏外という結果に、悔しいと。……思っていないとは言わせないぞ? 岡崎泰葉。あんなことを言ったお前が、悔しいと思わないわけがない。……泰葉。『悔しい』という気持ちは、決して悪い気持ちじゃないんだ。仲間であっても、『悔しい』と思っていいんだよ。『悔しい』と、『負けたくない』と思っても、それでも仲間で居られるんだ。……仲間であることと競争相手であることは、決して、矛盾しないんだよ」
Pさんは言った。
モバP「泰葉。……汚い気持ちも、出していいんだ。それでも、俺たちはお前から離れないし、放さない。お前が本当に望むことを、そのままにやればいいんだよ」
その言葉を聞いた瞬間、世界が広がった気がした。
プラネタリウムの星々のすべてが、一気に見えたような気がした。
――ああ、ここには、こんなにも、多くの星があるんだ……。
星は輝いている。
一つ一つの星は、思い思いに輝いている。
でも、それが他の星の光を妨げたりすることはない。むしろ、色んな星が思い思いに輝くからこそ、この星空は、こんなにも美しく見えるのだ。
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