3:Bd2huokn7f[saga]
2015/07/17(金) 03:20:56.38 ID:0BQBjPqz0
(今は中学3年の夏、俺は一応受験生なんで受験生らしく、夏期講習へ通うことになった訳だが…)
八幡「…くそっ!意味わからん…」
八幡「だいたいなんで数学なんてやらなきゃならんのだ…」
(案の定、数学に手ずまり状態である。
夏期講習を受ける前に学力診断ということでテストを受けさせられたのだが、文系科目は偏差値70ほどで、三科は50後半あたりだった。…ん?)
(まあそんな訳で受講者の中でたった一人だけ特別補講を受けるハメとなった。)
八幡「あー考えるだけ無駄な気がしてきた…」
特別補講と言っても他の講習と入れ替わる訳ではなく、基本の講習を全体で受けた後に教室移動するだけで隔離されるわけではない。むしろ保護と呼ぶべきものだったりする。
やはり受験生といえども休憩時間中は友達と談話したり問題を出し合ったりするわけで、いくつかのグループができ、いまどき1人でせっせと勉強してる奴なんかいない。…いや1人いるな…
八幡「そろそろ講師もやってくるし予習はこんなもんだろ…」
扉《ガチャ
講師「待たせたな!比企谷君!さっそく始めようか?」
八幡「はい。よろしくお願いします。」
講習「うん。じゃあこないだの続きから…」
2時間経過ー
講師「んでここがここと=で結ばれるから…おっ、もう時間が来てしまったな!じゃあ次までにこの問題を自分で最後まで解いてあとこのプリントも! 」ドサッ!
八幡「はい…(うわぁ、絶対次までに終わる量じゃねえだろ…」
講師「じゃあまたな!気をつけて帰るんだぞ!」
八幡「はい…さようなら(なんか凄い期待してる眼差しだったな、まあ他の成績は良いから数学も伸びると思ってるだけか…)
帰宅途中
八幡(帰ったらあれとプリントやんねえとなあ…)
八幡「…マッカンでも買ってくか…」
テレレレレレー♪テレレレレー♪
折本「あれ?ヒキガヤじゃん!」
八幡「あっ(まずいまずいまずい!なんでこんなところで遭遇すんだよ!にげるコマンド入力できないじゃん!)
折本「んーどしたの?そんな驚くことでもないっしょ?ていうかこんぐらいでキョドるとかマジきもーw」
八幡「別に…知り合いに会うと思ってなかっただけだよ(ましてやそれが告白して振られた相手ですからね!)
折本「ふーんまあ別にどうでも良いけど、なに買いに来たの?というか塾の帰り?」
八幡「まあな、マッカン買いに来たんだよ」
折本「あっそ、じゃあ私にもなんか奢ってよ!」
八幡「なんでだよ…嫌だよ」
折本「は?《ギロッ」
八幡(怖い怖いよ!なんで睨んでくるの?俺哺乳類であって両生類ではないからね?動き止まるわけじゃないよ?)
八幡「わかったよ…奢ればいいんだろ?(さらば俺の英世…)
折本「さっすがーー!ヒキガヤわかってるう!」
八幡「はいはい…んで何にすんだよ?(何がわかるんだよ分かりたくもねえよ…)
折本「えーっと、ヒキガヤと同じでいいや!」
八幡「ん?俺と同じのでいいのかマッカンだぞ?」
折本「うん、私飲んだことないしヒキガヤがいつも飲んでたの気になってたんだよねー」
八幡(え?いつも飲んでるの見てたの?それ凄く誤解を招きますよ折本さん?)
八幡「…わかった。買ってくるからコンビニの前で待ってろ」
折本「はいよー」
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