過去ログ - 勇者「もうモンスター倒したくない」
1- 20
29:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2015/07/17(金) 16:34:28.25 ID:IvfCb3Y0O
僧侶「……えっ……!」

魔法使い「ちょっと、嘘……!アンタどういうことよ!」

勇者『えっと、僕ちゃん針ネズミ』

戦士「バカなこと言ってんな!……平気なのか?」

勇者『そんなわけないでしょ。痛いから抜くの手伝って』

戦士「お、おう」グッ

魔法使い「なんなのよこれ!」グッ

お偉いさん「……なにをした?」

勇者『不幸体質ってやつですねー。俺の持ってる運命なんですけど。
この運命、なんと俺が犠牲になれば、周りの運命を変えることが出きるんですよ』

戦士「なんだと?」

勇者『レストランで足元に子供がいたって言ったろ。
俺はあの子を救ったんだよ。
蚊が俺だけ刺すのもきっとそれ。
多分国が滅んだとき、俺だけ生き残らせてもらったから、その報いなんだろうな』

お偉いさん「君はなにを言ってるのかね?」

勇者『こいつらを攻撃しようとしても、無駄だって話です。
絶対に俺だけが不幸な目にあいますから。
アンタが決定的にしてくれたんですよ。
不死身にしたあげく、魔物の血なんて注射するんだもん。
不幸体質が補強されちった』

お偉いさん「ふん、そうか。よく分からんが、耐えられるだけ耐えてごらんよ」カチッ


ゴォオオオ!


僧侶「勇者さん!!」

勇者『ぐああああ……!』

魔法使い「どうすりゃいいの!?なんかめっちゃ燃えてる!」

戦士「なんかじゃねーだろ!全部炎がアイツの方にいってんだろーが!扉開けて逃げるぞ!」

魔法使い「えっと、ペ」

僧侶「お姉ちゃん、どいて!」

魔法使い「えっ?」

僧侶「タリドンマ!」


バコッ!!!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
48Res/49.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice