過去ログ - 憧「憧れた夢に」京太郎「立ちはだかる現実」
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13: ◆fcYxsXQ.qZpg[saga]
2015/07/18(土) 12:29:45.11 ID:sUgou2xpO
>>12
そんな鮫のような絶望が京太郎スレにあるってのか……



憧が店内に入ると、店員爽やかないらっしゃいの声とともに、心地よく暖かい空気に包まれる。
無駄に熱くするのではなくて気温を保つ空調、見た所人は結構いるが、湿度は感じさせない。

(いいお店だ)

内心、ガッツポーズ。
老若男女問わずに楽しい雰囲気で麻雀が繰り広げられている。探してもこういう店はなかなか見つからない。

(さて、空いてる卓はあるかなー?)

壁に貼ってあるルール説明ではこの店はインターハイとほぼ同じルールを採用しているようだ。これなら変にもめることもない。目を走らせて、空席を探す……

(おっ)

壁際の一つの卓に、もうすぐ決着がつくかという白熱した雰囲気を感じ取った。
店内なのになぜかフードを深くかぶった人に、金髪の男、恰幅の良い男に、サラリーマン風の男だ。
卓の状況は分からないが、金髪の男はやけに焦っている。

(多分ラスでオーラス迎えちゃったのかなー?)

手を覗くのはあまりマナーが良いとは言えないが、もうすぐ空くだろうが、空きがないから仕方がない、暇つぶしにその卓の決着を見届けることにした。店員に頼んだオレンジジュースを音をたてずに喉に通し、河を見つめる。


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