過去ログ - 女「私、幽霊なんです」 男「そうか」
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2: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 10:51:16.58 ID:hyV5nmvX0
男「……ふぅ」

女「どうしたんですか?」

男「いや、まだ早いけど突っ込み入れていいか?」
以下略



3: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 10:55:38.05 ID:hyV5nmvX0
男「なら話は変わるけど、幽霊だっていう証拠を見せてくれよ」

女「証拠、と言いますと」

男「幽霊なら色々出来るだろう? 壁をすり抜けたり、宙に浮いたり」
以下略



4: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:00:38.60 ID:hyV5nmvX0
女「しかし、信じてもらえないとなると困りますね…」

男「信じてもらえるの前提だったのか……」

女「幽霊といっても、出来ることは人間とほとんど同じなんですよ。さっきの壁をすり抜ける、とか、できっこないんです」
以下略



5: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:05:42.64 ID:hyV5nmvX0
男「うーん、お前の言う幽霊ってのがどんな存在かハッキリしないな。俺のよく聞く幽霊とは結構違うみたいだし」

女「あれ、協力的ですね」

男「確かに。なんでこんなに協力的なんだろうな」
以下略



6: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:10:26.52 ID:hyV5nmvX0
男「お、もうこんな時間か」

女「おや、何か用事ですか?」

男「ん、ああ。そろそろ家に帰らないとな」
以下略



7: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:15:25.66 ID:hyV5nmvX0
男「……まあ着いてくる気はしてた」

女「あはは……でも入れてくれるなんて優しいんですね、男さんって」

男「呪い殺されるよりはマシだ」
以下略



8: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:20:19.90 ID:hyV5nmvX0
ー風呂ー

男(幽霊か……信じるわけではないけど、ちょっと調べてみるか)

男(確か……小学生の頃、オカルト好きの女子が同じクラスにいたな)
以下略



9: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:25:32.96 ID:hyV5nmvX0
男「上がったぞー……おい、何してるんだ」

女「へ!? ああ、あはは、そうですか。早いですね……」

男「本棚を漁ったまま言っても、全然ごまかせないぞ」
以下略



10: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:30:49.32 ID:hyV5nmvX0
女「……上がりましたよー」

男「おう、布団は用意しておいたぞ」

女「おや、一緒な布団で寝ますか?」
以下略



11: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:35:38.77 ID:hyV5nmvX0
ー翌日ー

女「おはようございます」

男「ああ、おはよう。俺、朝食食うけど……」
以下略



12: ◆0NoFpzDMyo[saga]
2015/07/18(土) 11:40:24.82 ID:hyV5nmvX0
男「……こんなこと聞くのもなんなんだが、お前、その……どんな風に死んだんだ?」

女「おや、認めてくれるんですか」

男「……もうそれでいいから、どうだったんだ?」
以下略



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