過去ログ - 【俺ガイル安価】八幡以外のキャラの立場をシャッフルしてみる
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38: ◆85qvGhCCNc[saga]
2015/07/19(日) 22:55:05.04 ID:jGD1q1p3O

その生徒は、顔だけ覗かせた時は、一見ショートカットの小動物系の女の子だと思った(因みにかなりの美少女)。いや、そうにしか見えなかった。

だが、不安げに室内に入りその全貌が明らかになった時、俺の体が戦慄する。

首につけてるのは紐タイではなく、ネクタイ。つまり、この美少女顏の人は男という事になる。

俺が軽くショックを受けていると、その美男子(?)は俺と川崎を交互に見て驚いていた。

「か、川崎さん!比企谷君!?な、なんで2人がここに!?」

ま、まずいことになった。
俺は彼のことを知らないが、彼は俺の名前を知っていた。つまり、彼は同じクラスであることが互い。だって同じクラスなのに知らないやつがいるレベルで認知されてないこの俺が、他のクラスで知られてるわけがないのだから。幻の6人目どころかもはや幻の人。


俺はすぐに川崎の方を向き、目で問う。『知り合いか?』

川崎は俺の視線の意図を察したのか、困ったような顔をしながら恐る恐る口を開いた。

川崎「えっと……お、同じクラスの、戸塚彩加、だよね?」

戸塚「わぁ、僕の名前覚えててくれたんだ!」

川崎「そ、そりゃあ、クラスメイトの名前くらいは覚えてるよ。」

八幡「おい、お前俺の名前どころか俺の存在を知らなかったじゃねぇかよ」

川崎「はぁ?そんなのお互い様じゃん。だいたいあんたさっき戸塚のこと完全にわかってなかったよね?」

八幡「ば、ばっかお前!めっちゃ知ってたし、ただ俺を知ってくれてることに感動して言葉が出なかっただけだし!」

戸塚「……なんか、二人とも仲いいんだね?」

羨ましそうに言う戸塚。いや、さっき友達申請拒否されたばっかなんですけど……



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