過去ログ - 櫻子「大室櫻子のえっちすぎる日常」
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/18(土) 23:02:06.40 ID:uBZJIoi/o
私の髪に顔をうずめて、抑え込むように泣いているねーちゃん。

その涙を指でぬぐって……息の漏れる口に、そっとキスをしました。

泣いて呼吸が乱れているねーちゃんが可愛くて、わざと口を塞ぐようなキスをして、それでも息を止めて欲しくなくて。

するりと重ね合わせた手を握り、そのまま全ての体重を預けて……私はねーちゃんの脈打つ心臓に耳を当てながら、目を閉じました。


撫子「私……誰かのことを……心から好きだって思ったとき、なぜだかいつも泣いちゃうんだよね……」

櫻子「…………」


撫子「おやすみ、櫻子……」きゅっ

櫻子「……ん」


私はねーちゃんのすべやかな腕に包まれます。


とても暖かくて、とても懐かしくて、とても優しい気持ちに満たされながら……私のまどろむ意識は、静かな夜に溶け込んでいきました……


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