過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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104: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/08/18(火) 15:08:25.75 ID:SpRxYBhO0
時間経過&移動。舞鶴鎮守府作戦会議室。午後八時。

提督「作戦の進行を発表する。編成に関しては前言ったとおりのままで変更はなしだ」

皆がうなずいた。

提督「第一回の敵との遭遇が起こると同時に戦闘は第一連合艦隊に任せて、第三連合艦隊の我々はその場から離脱する」

赤城「第一連合艦隊についていく、という話を聞きましたが」

提督「それに関しては、正面突破に関しては即効性を重視する必要があるとして同行は却下した」

赤城「了解です」

五月雨「敵と遭遇する場所の大まかな場所はつかめているんですか?」

提督「さっぱりわかっていない。大湊の陽動作戦で敵の防衛線も少し動揺する可能性もある」

五月雨「・・・まぁわかったら苦労しませんよね」

提督「我々は大湊からの一報が入るまで横須賀鎮守府から200kmの地点で待機する」

五月雨「入らない場合という想定はしているんですか?」

提督「陽動部隊との連絡が一一○○の時点でなかった場合は失敗とみなし、第二戦速に移行する」

提督「そして肝心の飛行場姫への攻撃を仕掛ける距離だが」

南鳥島の上に×印を書き込んだ。

提督「第一連合艦隊は南鳥島までの一直線を基準航路としている。第三はその航路が南鳥島とぶつかった所から丁度西に九十度の所から側面攻撃を仕掛ける」

第一連合艦隊の航路に分度器の零を合わせ、南鳥島から正確に西に九十度の方向へ小さく点を打つ。

五月雨「綺麗に側面をつくんですね」

提督「ぴったり九十度だ。それで以て少し艦隊の動き方は特殊だからここからはよく覚えておけ」

提督「第三連合艦隊は戦闘開始したところから迂回ルートを取るが、そこは南鳥島から半径300kmの地点上での、丁度九十度の所を目指すことになる」

扶桑「・・・ちょっとわからないです」

提督「説明が難しいな、要するにこういうことだ」
南鳥島を中心に、縮尺どおりに300kmの円を描く。

さっき書いた九十度の印を通って、南鳥島から円まで線を引き、ぶつかったところに×印を描いた。

提督「この地点に到達した時点で艦隊は急速転進、一直線に作戦目標へ最大戦速で攻撃を仕掛ける」

五月雨「300kmも離れる必要があるんですか?」

提督「伊藤元帥は南鳥島の周辺100kmに関しては防衛網は陽動があってもかなり強固なものになると踏んでいる。それに敵艦隊の対空レーダーの補足範囲は180km程度を見ておいたほうがいいという理由からだ」

提督「短いが説明は以上だ。本作戦名は水谷救出作戦に決まった。解散」



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