過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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110: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/08/18(火) 15:12:15.34 ID:SpRxYBhO0
八月二十二日。太平洋洋上(横須賀より474km)。○○三二。

提督「日付変更時刻を越えた。皆、大丈夫か?」

扶桑「眠気はありません。大丈夫です」

扶桑が敢然と答えた。

五月雨「間もなく480km地点に到達します」

大和「全艦隊へ!レーダーに感あり!数二!距離約33400m、方位0-0-5!」

丁度その時、大和が叫んだ。

提督「この距離で反応があるならおそらく戦艦だ。第三連合艦隊転進、方位0-3-9!最大戦速!」

扶桑「了解、作戦開始、艦隊転進0-3-9、全艦増速、最大戦速!」

第一連合艦隊に続いていた第二、第三連合艦隊がその場から離脱を開始する。

提督「後は頼みます!」

伊藤「任せておけ・・・。レーダーで敵情報を出来る限り採れ!」

大和がそれに答え、元帥が細かな数字を伝える。

大和「全門斉射、薙ぎ払えッ!」

闇夜に46cm砲の爆音が轟いた。

提督が混線を避けるため、第一連合艦隊との通信を切り、モールス信号の受信機を解放した。

扶桑「皆さん、準備はいいですか」

赤城「全機再点検、問題なし!」

名取「対空レーダー、対空砲ともに問題ありません」

五月雨「潜水艦探知行動開始します。・・・現海域に潜水艦と思しき反応なし」

提督「扶桑、機関に異状はないか」

扶桑「25kn出していますが、異常音等問題は認められません」

提督「全艦レーダーに注意せよ。夜間戦闘において先制攻撃をとられることはそのまま敗北を意味する」

五月雨「了解、索敵を厳とします」



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