過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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47: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/07/30(木) 19:39:54.96 ID:77TAoKCe0
提督「なんでって、それは」

間宮「今更なんで私とじゃないの、なんて話をするつもりはありません」

提督「じゃあなんだ?」

間宮「艦娘は、私が言うのもアレではありますが、兵器として存在していますよね。この話は幾度と無くされてきたことですが、今の提督はお考えになられるべきです」

提督「・・・」

間宮「急ぎすぎでは、と私は感じました。つい最近だって、佐世保鎮守府の金剛さんが深海棲艦になってしまったばかりです」

提督「それは・・・、わかってるさ」

間宮「考えないようにして、不安にならないようになさっているだけです」

提督「・・・」

間宮「五月雨さんの事、本当はまだどうとも思っていないんでしょう」

提督「知ったような口を」

苛立った提督を手で遮る。

間宮「正直に話してくださいね。今の事は誰にも言うつもりはありませんから。ただ、一人の女性として言うことが許されるのなら、五月雨さんの気持ちをちゃんと受け止めてあげてください」

提督「受け止めたよ。受け止めたから、俺は五月雨と結婚することにしたんだ」

間宮「扶桑さんもあの場にいたようですが、気づいていなかったようです。もう少し、ちゃんと考えて見てみれば、あれは行き当たりばったりで言ったことだとわかりますよ。心にもないことを取り繕っているだけです」

提督「じゃあなに、受ける以外にどうすればよかったんだ?あそこで断ってしまえば、せっかく勇気を出してくれた五月雨が「憐憫ですか?」

間宮「それが今の五月雨さんに対する提督の気持ちですか。憐憫、おそらくそれ以外にもあるのかもしれませんが、そこに恋心はないのですね」

提督「・・・だったらどうしろって?別れろと言いたいのか?」

間宮「違います。一応提督は、特別な気持ちは五月雨さんに対して抱いているのは本当なようですから。それをうまく、愛情に差し替えることさえできれば、私も文句は言いません」

提督「差し替えるったって、どうやって」

間宮「自分で考えてください。まだ時間はありますから。たくさん考えてください、提督」



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