過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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◆RO/TgQj9wk
[saga]
2015/08/08(土) 15:23:16.99 ID:TutUsSa50
ビスマルク(なんとかやり過ごしたわね・・・)
提督(これは俺の予想なんだが・・・、あいつ多分まだ執務室にいるぞ)
ビスマルク(でもさっき扉が閉まる音が・・・、そこまでするかしら)
提督(いるとしたら、ここからは執務室への扉と窓以外出られる場所が無いな)
ビスマルク「じゃ、じゃあどうするのよ!?」
提督(しっ、声がでかい!)
私室扉の前の床が軋む音がした。
ビスマルク(た、建物の音よね?)
提督(私室の前はゆっくり歩くとあんな風に音が鳴るんだ)
と、その時だった。
五月雨「あれ、プリンツさん、どうしたんですか?」
プリンツ「あっ、ええっと・・・、アドミ、じゃなくて、提督に用があって」
五月雨「提督なら」
そこで言葉を切った五月雨は、プリンツの行動と、鎮守府のどこにも提督の姿が無い理由を悟った。
五月雨「提督ならさっき厨房で間宮さんと話してましたよ?」
プリンツ「え、ほんとに?」
五月雨「ええ、私も提督を探してましたから」
プリンツ「そっか、ありがとう。それじゃあ姉様はどこに・・・」
提督「・・・」
それから三分ほど経つと、
五月雨「提督、ビスマルクさんも、何してるんですか?」
五月雨が外から声をかけてきた。
提督「いやぁ・・・、ビスマルクがプリンツに邪魔をされたくないって言うからね・・・」
ビスマルク「ごめんなさい、少しやりすぎだった」
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