過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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◆cDyTypz3/.
[saga]
2016/07/20(水) 21:18:12.36 ID:s8zfelWe0
飛鷹「それはまた、大変な役目を担わされそうね・・・」
提督「失敗したら作戦が全ておじゃんになってしまうからな」
提督「だがさらなる問題はここからだ。既に気づいていると思うが、相手には防空棲姫がいる」
飛鷹「艦爆なんか絶対突っ込ませないわよ」
鋭い目で飛鷹が提督を睨みつける。
急降下爆撃なんて絶対にさせない、させたくないと目で訴える。
提督「そんな馬鹿な真似はしないしさせない。しかし被害は覚悟してもらわなければならない作戦だ」
飛鷹「・・・どんな?」
提督「作戦は単純だ。250kg爆弾を翼下と胴体合計三発装備して、水平爆撃を敢行してもらいたいんだ」
隼鷹「す、水平爆撃?」
提督「およそ60機程度の編隊を組み、敵艦隊上空から狙って水平爆撃を敢行し、明確な脅威がいると敵に認めさせて欲しいんだよ」
大鳳「水平爆撃となると、相当命中率が落ちます。それに、彗星程度の爆弾量では心もとなさ過ぎないでしょうか?そのような艦隊への水平爆撃は本来大型機に任せるべきことではないのですか?」
提督「それはわかってる。わかってるがこれしかないんだ。なんなら三艦の機体を全機彗星にしてでもやり遂げてほしい」
そうなれば218機になる。
飛鷹「相手の高角砲の射程は少なく見積もっても1200m以上はあるわ。それに対して彗星の最大上昇限度は6000m。甚大な被害は避けられない気がするけど?」
提督「殲滅させられた初めての会敵の時の航空隊の高度はおよそ2000m。その時点での帰還機は31機。60「ちょっと」
飛鷹「高度が上がれば被害が比例的に下がるなんてことあると思ってるの?31機の帰還は高度のせいじゃないはずよ。撃ち漏らしにすぎないのに、高度をあげてどうなるのよ!」
提督「31機。高度6000「ちょっと」
飛鷹「高度と比例して命中率が落ちるだなんて本気で思ってないわよね?」
防空棲姫は対空レーダーに写った影との距離を見て取った後、試射を行い誤差を限りなくゼロに近づけて本射を行う。
編隊で来るとなれば一期撃墜した後は多少の修正で済むため、比例的に命中率が増していく。
そして防空棲姫のデータを元に周りの戦艦たちによる対空砲撃も始まるため、被害は尋常ではなくなる。
それを考えたうえで飛鷹が言いたいのは、防空棲姫だけしか提督は考えていないのではないかということなのだ。
提督「・・・その点もしっかりと考えてある」
反論があると見込んだ飛鷹の発言に、果たして提督は幾分か気を落としたように返答した。
飛鷹「しっかりとって、それぐらい教えても「金剛だ」
提督なただ一言そういった。
加賀「・・・まさか、提督、本気でそんな事を考えているんですか?」
提督「前回の作戦失敗時から、金剛には何も連絡が行っていない。岩崎司令官が言うには、金剛はまだ作戦が実行に移されたと思っていないのではないかということらしい」
五月雨「いくらなんでもそれは・・・、金剛さんには作戦実行の日時も伝えてあるんですよね?」
提督「岩崎司令官は、不測の事態で作戦が延期される可能性もあると、そう話したらしい」
飛鷹「だからって今までずっと待っているって?それは都合が良すぎるんじゃないかなと私は思うわよ」
提督「はぁ・・・、ならどうするってんだ?反対するのなら、対案を示してみせろ」
飛鷹「対案って・・・」
提督「俺はお前らが行かないというのなら、この身を賭してでも南鳥島の連中を助けるつもりでいる。護衛艦登場の手はずもついたのだから、それに乗って行くさ」
飛鷹「それこそ意味ないじゃない。あなたがいってどうするのよ?何か秘密兵器でも持ってるっていうの?」
提督「飛鷹、もう少し考えようぜ。俺だって犠牲を出したいわけじゃないが、犠牲は出さざるをえないだろう」
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