過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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◆RO/TgQj9wk
[saga]
2015/08/08(土) 15:30:24.85 ID:TutUsSa50
元帥「ならば、作戦は変更だ」
そして、先生が発言の許可を求めた。
元帥「なんだ」
先生「龍花提督が本作戦に同行する件についてですが、撤回を進言します」
元帥「何故?」
先生「特務艦舞鶴の責任者は確かに龍花提督ですが、我々が作戦に同行しないにもかかわらずまだ若輩者である彼を現地へ派遣するのは賛同しかねます」
元帥「ならば貴様がいくのか」
先生「まず、我々が行く必要がありません。軍人になろうという人数は多いですが、提督までの地位になっているものは他にいません。ここで死傷者を出すような可能性に賭けるのはあまりにも無謀かと思われます」
元帥「今回の作戦の艦隊と我々との距離は知っているだろう。ざっと千海里は離れるている。その状況下で何らかの事情で味方との連絡が取れない場合に陥った場合、現場指揮をとるものが必要だ」
元帥「現場の非常時指揮監督を行ってもらうために龍花提督には同行してもらう」
提督「・・・」
先生「ですから、伊藤元帥、どうか「これは決定事項だ」
元帥「経験が浅い者が死んだ所で大した被害はあるまい。我々がそれを補えばいいだけの話だ」
先生「死んでも構わないと?」
元帥「・・・そこまでは言っていない」
元帥「反対する理由も無ければ、賛同する理由もあるまい。それか何だ。やむを得ない事情でもあるかね」
提督「(・・・艦娘の感情論を出したところで意味は無いか・・・)」
提督「了解しました」
元帥「貴殿の勇敢な態度を歓迎する。それでは次だ」
伊藤元帥が壁に張られた海図を指差す。
元帥「作戦の変更案を発表する」
元帥「大湊率いる囮部隊が最大船速で南鳥島に接近。我らはその後に第一船速、巡航速度で出発する。大湊から雷撃成功、もしくは敵の陽動に成功したとの一方が入り次第全艦増速。直ちに作戦行動に移る」
元帥「第一連合艦隊が正面を突破すべく、大湊の第二部隊が先頭、後ろに横須賀、佐世保の火力艦隊が続く。舞鶴および呉の第二、第三は敵と遭遇すると同時に、第一連合艦隊より離脱。迂回ルートを通って最大船速で南鳥島の側面へ回ってもらう。なお、特務艦の舞鶴は第一連合艦隊に続け」
提督「舞鶴は離脱時点での艦娘の修理を完了しだい、舞鶴鎮守府の艦隊に同行します」
提督が鋭い声で元帥の言葉を遮った。
元帥「それでは第一連合艦隊の修理が出来ない」
提督「元々敵前で修理など出来るはずがありません。離脱前であっても困難を極めます。舞鶴鎮守府の戦力不足を少しでも補うべく、特務艦舞鶴は第一連合艦隊ではなく、第三連合艦隊に同行する必要があります」
元帥「・・・了解した」
元帥「作戦開始は八月二十一日。無線での作戦名は水谷救出作戦。南鳥島を開拓した人物の名からとったものだ」
各艦隊の使用予定装備など、細かな点の話し合いが行われ、会議は幕を閉じた。
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