過去ログ - 女「じゃあさ、初恋の思い出とか語ってよ」 男「うざっ」
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2:名無しNIPPER[saga]
2015/07/20(月) 02:36:04.12 ID:kpJL2LZZ0

おとうさんとおかあさんは、僕が小学校に上がる前にりこんした。

だから僕は、おとうさんの顔をよく覚えていない。

おかあさんは、僕のために朝早くから、夜遅くまで働いた。

だから僕は、おかあさんの料理の味をあまり覚えていない。

僕にはきょうだいは居なかった。


僕の家は、小学校から5分程度の海のにおいのする団地の一室だった。

僕は家の鍵を首から下げて、毎日小学校に行った。

家事は、だいたい出来るようになったけど、友達はできなかった。


たぶん僕は、なんか違う。

他のみんなと何かが違う。

話が合わない。

放課後、遊ばない。

だからみんなの中に入っていけないのは当然だった。

みんなが僕のことを無視するのもしょうがなかった。




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