過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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12: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/07/20(月) 02:57:40.39 ID:GSEOPeaN0



莉嘉「お願い! 八幡くん!」



手を顔の前で合わせ、このとーり! と頼んでくる莉嘉。
いやしかし、そう言われてもなぁ……



莉嘉「…………」

八幡「…………」

莉嘉「…………」

八幡「……まぁ」

莉嘉「っ!」

八幡「……考えとく。一応な」



苦し紛れにそう言うと、莉嘉は満面の笑顔で「ありがとー!」と抱きついてくる。いや俺引き受けるとは言ってないかんね? 前向きに検討するだけかだんね?

しかしこいつ、俺の溢れんばかりのお兄ちゃん力を利用するとは侮れん奴だ。


莉嘉を引きはがし、もうさっさと夕食会場まで行く事にする。



莉嘉「あ、待ってよ八幡くん!」

八幡「待たん。……そういや、あのゲームコーナーって何時までやってるんだ?」

莉嘉「え? えーっと確か、10時までって書いてあったかな?」



思い出すように呟く莉嘉。


なるほど。10時ね。……いやキツくね?

どう考えたってあの方々の宴会がそんな早く終わるとも思えないし、俺が解放してもらえるとも思えない。これ、今日はもう莉嘉と遊ぶのは無理っぽいな……

とりあえずは、出来るだけ早く終わってくれるよう願おう。


莉嘉と共に廊下を歩き、会場へと早足で向かう。



若干な憂鬱な気分のまま、未だ見ぬ露天風呂へと思いを馳せた。








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