過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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354: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/05/08(日) 00:33:07.90 ID:klf2/hE40



やがて3分程で曲は終わり、音が止まると、四条がポツリと話し始める。



貴音「良き、歌でした」

千早「ええ。そうね」



それを皮切りに、皆一様に喋り出す。
素敵だったとか、私ならこう歌うだとか、他の曲も聴いてみたいだとか。

何故かは知らんが、それを聞いてる俺が嬉しくなり、恥ずかしくなってきた。いやいや、凛本人ならともかく、何で俺が浮かれてんだよ。今はプロデューサーでもないってのに。



P「前よりも遥かに上達したな。こりゃ、比企谷くんも頑張らないといけないな」

八幡「……ですね」



確かに、俺から聴いても凛は上達したと思う。
そりゃあれから1年近く経ってんだ。凛も、努力しているんだろう。

約束を、守る為に。



美希「ねぇ」



と、そこで隣の星井に声をかけられる。
少し予想外だったので、少々面食らってしまった。



美希「よくわからないけど、君はあの子のプロデューサーに戻ろうとしてるの?」

八幡「あ、ああ。そうだが……」

美希「じゃあ、そもそも何で辞めちゃったの?」

P「ちょっ、美希!」



プロデューサーさんが慌てて止めようとするが、星井はどこ吹く風。あっけらかんとしている。気付けば、周りのアイドルたちも気まずそうにしている。誰がどこまで知ってるかは分からないが、それでも大方察しはつくだろう。



八幡「話すと長くなるから省くが……まぁ、責任を取ったんだよ」

美希「責任?」

八幡「ああ。俺が不用意に家に招いたりしたせいで、スキャンダルになったんだ。別に何もしてないがな」





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