過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
1- 20
57: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/08/10(月) 00:07:58.70 ID:OyLl6jBF0



メールも、LINEも、電話も無い。
直接会うなんてもってのほか。

凛からのお祝いは、何も来ていなかった。



由比ヶ浜「あー……」

雪ノ下「…………」



引きつった顔で何も言えずにいる由比ヶ浜。雪ノ下はばつが悪そうに目を逸らしている。いや、こういう空気になるからあまり話したくなかったんだよ。どうすんだよこれ。



由比ヶ浜「だ、大丈夫! まだ何時間かあるし、きっと来るよ!」

雪ノ下「そうね。最悪12時を回っても25時とか26時とか、言いようはあるわ」



うんうんと頷く由比ヶ浜に付け加える雪ノ下。いやそれ完全に忘れちゃってたパターンですよね。



八幡「別にそんな気を遣わんでいい……つーか、たぶんアイツは…」



チラッと、目線を下に下げる。
目に入るのはネクタイを留めている一本のネクタイピン。






『そうだ。プロデューサー、来年はーー』






思い出される、去年のある日。

別に期待してるってわけじゃない。けど、もしかしたら。



俺の中で、そんな思いが小さく揺れ動いていた。








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
381Res/241.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice