過去ログ - ココア「ハ、ハーレム……?」
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32: ◆p9SgRx86s.[saga]
2015/07/21(火) 23:40:20.60 ID:TPd0SKsF0
ココア「――それじゃ、やろっか」

チノ「……は、はい」ドキドキ

ココア「大丈夫。緊張しないでね?」

チノ「わ、分かりました」

ココア「――よいしょ、っと」ズイッ

チノ「わっ!?」ビクッ


チノ(――私の目の前に、ココアさんの顔がありました)

チノ(ココアさんの両手は私の枕の両脇に置かれてて)

チノ(私は、ココアさんに迫られてしまっている格好で……)

チノ(こ、これって……押し倒されてる、ってこと、でしょうか?)

ココア「――チノちゃんって」

ココア「本当に可愛いよね」ニコッ

チノ「……な、何を?」

ココア「ううん、本音だよ?」

チノ「べ、別に、私なんて……」

ココア「もう、チノちゃんったら――」

ダキッ

チノ「」

ココア「うん。この体勢からだと、思いっきり抱きしめられちゃうね」ギュッ

チノ「コ、ココアさん……」

ココア「ねぇ、チノちゃん? 私、こんな抱きしめ方したのって、チノちゃんが初めてなんだよ?」

チノ「……!」

ココア「それくらい、チノちゃんが好きなんだよ?」

チノ「――え、えっと、えっと」

ココア「大好き、だよ。チノちゃん」ニコッ

チノ「……コ、ココアさん」

ココア「可愛い、可愛い」ナデナデ

チノ「……」

ココア「ホントにいい子」

チノ「――こ、困ってしまいます」カァァ


――数分後


チノ「……」

ココア(――照れ疲れちゃったからかな)

ココア(あれから色々言ってる内に、いつの間にかチノちゃんは寝入っちゃったみたいで)

ココア(私のすぐ目の前で、チノちゃんが可愛く寝息を立てていた)


ココア(――ああ。起きたら、チノちゃんに種明かししないと、だよね)

ココア(うん、リゼちゃんのためにも、だよね。……だって)

ココア(そもそも私は……リゼちゃんと一緒のベッドで寝たことなんてないんだから)

ココア(チノちゃんは、すっかり信じこんじゃってたけど……ううん)

ココア(もしかしたら、私が――そういう感じの言い方とかしちゃってたから?)

ココア(……ね、狙ったわけじゃない、けど。多分)アセアセ


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