51: ◆p9SgRx86s.[saga]
2015/10/08(木) 22:41:40.73 ID:SRo270dq0
ココア「……よしっ、できたよ!」
リゼ「どれどれ……おお、上手くなったな」
ココア「ありがと、リゼちゃん。リゼちゃんのおかげだよ」
リゼ「いや。ココアの努力の賜物だよ」
ココア「えー? リゼちゃんがいなかったら、絶対ここまで描けるようにならなかったもん」
リゼ「コ、ココア……え、えっと。その」
ココア(……あっ、そういえば)
ココア(リゼちゃん、褒められるのには弱いんだったっけ)
ココア「リゼちゃんは可愛いしかっこいいし」
ココア「器用だし力持ちだし……完璧だよね」
リゼ「そ、それ以上はやめてくれぇ……」カァァ
ココア「そう? リゼちゃんったら、照れ屋さんなんだから」
リゼ「コ、ココアのせいだっ!」
ココア「あっ、そうだ。リゼちゃん」
リゼ「なんだ?」
ココア「少し待っててくれる?」
リゼ「え? あ、ああ……」
――
ココア「ここをこうして……っと。よし、完成っ」
ココア「はい、リゼちゃん。どうぞ」
リゼ「……こ、これは!」
ココア「あっ、わかった? リゼちゃんだよ」
リゼ「わ、私の顔のラテアート……」
ココア「師匠へのお礼に作ったんだよ」
ココア「さぁ、飲んで飲んで」
リゼ「い、いや……これは、ちょっと」
リゼ「の、飲むのが申し訳ないし、恥ずかしいな」
ココア「え、そう? それなら私が飲んじゃおっかな」
リゼ「そ、それはダメだ!」
ココア「え? どうして?」
リゼ「その……」
リゼ「わ、私がココアに飲まれるのは、お、落ち着かないしっ!」カァァ
ココア「……ふーん」
リゼ「な、何だ、その顔」
ココア「いやー、リゼちゃんってホントは飲みたいんじゃないかなぁって」クスッ
リゼ「……うぅ」
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