過去ログ - 海未「海の日ですね」ことり「そうだね!」
1- 20
13:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 14:20:12.14 ID:fe1VaHRR0
ことり「うぇぇ......まぶしい......あちゅい......」

ガサガサとした雑音混じりでほとんど何を言っているのかわからないアナウンスの中でことりが起きた。

2,3度、ぱしぱし、と瞬きをして、ふぁぁと口を手で隠してあくびをする。

目覚めた瞬間からかわいいとか、流石、ことりです。

海未「起きましたか、ことり」

ことり「うーん。まだちょっと眠いけど、眩しくて」

ごしごし、と目をこすることりにペットボトルの飲み物を差し出す。

「ありがとー」といい、ことりはそれでこくっこくっ、と喉を潤した。

ことり「ごめんね、ことりまで寝ちゃってたみたいで」

海未「いえ、私も寝ててさっき起きたんです」

ことり「あー、うん。ていうか、海未ちゃんの方が先に寝たんだよ?」

海未「えっ、......そうなんですか?」

ことり「うん。静かにしてるなぁーって思ってたら、いきなり通路側にぐわんって倒れそうになったからびっくりしたよ」

海未「そ、それは恥ずかしい......。想像してもとても格好悪いですね」

ことり「うん、ちょっとカッコ悪かった」

え、フォローしてくれないの?

ことり「またそっちに倒れるといけないから、ぎゅーってことりが海未ちゃんにくっついてたんだけど、そしたらなんか気持ちよくなってことりも寝ちゃったみたい」

海未「なるほど、それでこんなにくっついて」

ことり「公共機関なのにねっ」

そう言って、えへへー、とことりが笑う。

ことりのこういうところ、卑怯すぎてたまに何も言い返せない。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
54Res/59.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice