過去ログ - 海未「海の日ですね」ことり「そうだね!」
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30:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 20:28:31.71 ID:KWeVhblp0
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身体が何かによってとてつもなく左右に揺さぶられていることに気がついた。

海未「ふぇ......?」

ことり「ぷくくっ! 『ふぇっ』って、『ふぇっ』って、寝ぼけてる海未ちゃんかわいいなぁー、もぉー!」

海未「なんでしか、......これ」

人の気配がザワザワとして、『っだーしゃーりぁー』と全くなにを言っているのかわからないアナウンスの後、プシュァアアアアアっとけたたましくドアが閉まった。

海未「こちょり......ここ......どこ......?」

ことり「『こちょり』!? えっー!? 寝ぼけてる海未ちゃんってこんなに可愛いのー? やーん!もう、やだぁー」

状況説明を一切してくれないことりがバシバシと私の肩を叩く。

痛いです。

私は必死に意識を覚醒させた。

海未「あー、そうでした......海に行って帰りで......寝たんでしたね......あたたた、シートで寝たせいか身体が痛いです」

あたりを見回すと、秋葉原まではあと数駅と行ったところか。

流石に住んでいる街は、窓の外を流れる景色の雰囲気だけで地理がわかる。

隣では「今度から寝ぼけてる海未ちゃん見るために起こしてみようかな、いや、でも、今回は運が良かっただけで、いつもなら多分海未ちゃん暴れちゃうから......でも、舌足らずにうにゅうにゅ喋る海未ちゃんかわいかったぁ〜」などと、やけに私が恥ずかしくなるようなことをブツブツと呟くことりの姿が。

私もアレだけど、ことりもたまにアレだと思う。

言わないけど。




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