過去ログ - 志希「アイドルをオモチャにするクスリ」【R-18】
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3: ◆Freege5emM[saga]
2015/07/20(月) 11:59:12.88 ID:+YHYAwhlo

●02

(片桐早苗編)

※片桐早苗
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一ノ瀬志希から押し付けられたアヤシいクスリの使い道を考えた時、
俺が真っ先に思い浮かべた顔は片桐早苗だった。



『あたしがアイドル? キミ〜、冗談は困るなぁ。お姉さん暇じゃないんだぞ?』

早苗は、俺の担当アイドルの一人である。

事務所のアイドル部門が人出不足で、
俺がスカウトの手伝いをしていた時に見つけたアイドルだから、
彼女との付き合いもかなり長い。



『んもー……そこまで言うならお試しでやってあげよ。
 もし変なことしたら…タイホしちゃうぞ♪ ん、タイホっていうか、シメる♪』

声をかけてから驚いたのだが、当時の彼女は現職の警官だった。
驚いた理由は、彼女の身長が150cmそこそこしかないことと、
中高生と言っても違和感が無い童顔のせいだ。実際、酒を買うのも一苦労らしい。

プロデューサーの俺も、彼女が28歳ということを未だに疑う瞬間がある。



『アイドルは、たくさんの人を魅了出来ないといけないんでしょ?
 このあたしのセクシーポーズでみんなイチコロね♪ 任せなさいって♪』

早苗がアイドルとして持つ一番の武器は、その可愛らしい童顔と裏腹の豊満なスタイルだ。

首から下、どんな衣装もパンパンに張り詰めさせる凶悪なバスト。
そこからさらに下ると、なだらかなウエストが続く。
あとは警官として積んでいた鍛錬の賜物――引き締まったヒップと脚が延びる。

あまりに鮮烈なギャップがコラージュじみていて、
それがまた、独特の魅力を孕んでいる。



『プロデューサー君の反応、可愛いわねぇ……うっひっひ♪ あー楽し!』

早苗も自身の魅力に自覚的なのか、人の視線を弄ぶのが楽しいらしい。
早苗の内心にそういう一面があったからこそ、警官を辞して俺の勧誘に応じてくれたんだろう。

警官だって、努力を重ねた末に得た職業だろうに、早苗はそれよりアイドルをとった。
早苗はそれだけ真剣なのだ。



『はぁ…お姉さんちょっと飲み過ぎて酔っちゃった! おシゴト? 忘れてない忘れてないからー。
 ……ほらほら、ちょっと肩貸しなさいよぉ。あ、でもオイタはダメよ♪』

だから俺は、今まで早苗に酒へ付き合わされて悪酔いの面倒を見させられても、
俺とほかのアイドルとのコミュニケーションを――冗談交じりとはいえ――セクハラ扱いして、
ことあるごとにシメられても、『当人が楽しそうだし、しょうがない』で済ませてきた。



早苗のセックスアピール溢れるカラダを抱きたい、という欲望はもちろんあった。
だが、それに加えて日頃の鬱憤があったからこそ、
俺はあのクスリの被験体に、まず早苗を選んだのだと思う。



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