過去ログ - 【安価・コンマ】ファンタジー世界であれこれ【バトル?育成?8スレ目?】
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847:じん ◆XWVTnloNXc[saga]
2015/08/05(水) 19:12:24.48 ID:UAX9/FNiO

 ダンッ
 ギィィィンッ

 レギオンが踏み出し、獲物のナイフを振るった。
 それをインガは左手の剣で受けて絡め取るが、レギオンが片腕を振るうと袖の下から何かが飛び出す。

 ヒュバッ
 ズドドドッ

インガ「んっ――?」

レギオン「もらった――!」

 ズダァンッ

 強い踏み込み。
 レギオンから放たれた針のようなものはインガの胸元に5本ほど刺さっている。
 僅かに硬直したインガの動きに勝利を確信したレギオンは、その首を刈るようにナイフを振るう。

インガ「何これ?」

 ブォンッ
 ドゴォォォォッ

 無造作にインガは片腕でレギオンの顔面を打ち払った。
 壁にぶつかって崩れ落ちた彼に、さらにインガは襲いかかっていく。

レギオン「っ…まだ、このくらいでっ…!」

 ヒュバババッ

インガ「投げ矢――暗器? 器用だな」

 ガギギギギンッ

 レギオンの放った投げ矢を、インガは2本の剣で撃ち落とした。
 迫り、切り上げる一撃の刹那、――レギオンの瞳が閉じられてしまう。

 ピタッ

リナ「……………い…インガ、様…?」

インガ「…こいつ、こんなで寝れる…? 俺でもしないのに…」ツンツン

リナ「あ、あの…気力を使い果たし…い、いえ、もしかしたら、し、死亡されてしまったのでは…!?」

インガ「何でリナが青ざめんの?」

リナ「だ、だって…人が目の前で死にかけてしまっているんですよ!?」

インガ「だから何?」

リナ「助けたいと思うのは当然のことです!」

インガ「………あ、そう…?」


 【安価下1】
 1 じゃあ好きにすれば?
 2 まあでも、ちゃんとトドメ刺せばいいってことだよね、それは。死にかけじゃなくて、死ぬんだし?
 3 その他、自由反応




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